WindowsでSwift開発環境を構築し、VS Codeでビルド・デバッグ・ブレークポイントを動作させる手順
1. Swiftのインストール
公式サイト(https://www.swift.org/)からWindows用Swiftツールチェーンをダウンロードし、インストールします。
2. Visual Studioのインストール
SwiftのビルドにはVisual StudioのC++ビルドツールが必要です。Visual Studio 2022(Community/Professional等)をインストールし、「C++によるデスクトップ開発」ワークロードを追加してください。
3. Python 3(64bit)のインストール
LLDBデバッガはPython DLLに依存します。公式サイトからPython 3(64bit)をインストールし、インストール時に「Add python.exe to PATH」にチェックを入れてください。
4. VS Code拡張機能のインストール
- Swift公式拡張(sswg.swift-lang)
- LLDB DAP拡張(llvm-vs-code-extensions.lldb-dap)
5. プロジェクト作成(SwiftPM)
コマンドプロンプトまたはPowerShellで、プロジェクト用フォルダを作成し、SwiftPMで初期化します。
mkdir MySwiftProject
cd MySwiftProject
swift package init --type executable
6. Visual Studio環境でVS Codeを起動
Windowsでは、Visual Studioのビルド環境を引き継ぐ必要があります。
「x64 Native Tools Command Prompt for VS 2022」を起動し、プロジェクトフォルダへ移動後、VS Codeを起動します。
cd /d <プロジェクトフォルダ>
code .
7. デバッグ設定
VS CodeのSwift拡張機能が自動で.vscodeフォルダやデバッグ設定を生成します。Sources/main.swiftを開き、ブレークポイントを設定し、F5キーでデバッグ開始。
8. トラブルシューティング
- ビルドやデバッグでエラーが出る場合は、Visual StudioやPythonのPATH設定を再確認。
- mainCRTStartupエラーは、VS Codeを「x64 Native Tools Command Prompt」から起動することで解決。
- ブレークポイントが止まらない場合は、SwiftPMプロジェクト構成を利用し、絶対パスでビルドされるようにする。
この手順で、Windows環境でもMacと同等のSwift開発・デバッグが可能になります。